日本取引所グループ(以下、JPX)は、東京証券取引所や大阪取引所等の運営を通じ、株式や先物の取引が行われる「場=マーケット」を提供している企業です。1日3兆円規模で金融商品の売買が行われる巨大マーケットを、監視や取引制度、売買システムなど、様々な側面から支えています。
2019年10月に東京・大手町の日本経済新聞社で開催された「Womanフォーラム」では、人事部の社員3名が登壇し、JPXの社会的役割と多様な働き方・キャリアが実現できる環境であることを、強くアピールしていました。

社会に影響力を持つ高い公共性
金融インフラを担う責任感とやりがい

冒頭説明に立ったのは、入社2年目の齋藤さん。入社後、市場管理部に配属され、金融派生商品取引のリアルタイム監視を担当、マーケットのダイナミズムを肌身で感じたと言います。2019年7月に人事部に異動し、新卒採用や人材育成などを担当しています。

JPXは、企業がマーケットで株式や債券を発行して資金調達を行う「直接金融」をサポートする役割を担っていますが、齋藤さんは、野菜や魚の卸売市場をたとえに、JPXの社会的役割を示してくれました。
農家や漁師は、栽培した農産物や捕獲した海産物を市場へ売り、消費者や小売店が市場に買いに来ます。市場を介することで農家や漁師は、直接購入者を探しに行く必要がなくなり、また、消費者や小売店も農産物や海産物を求めて産地まで出向いていく必要がありません。金融市場では、この農家や漁師にあたるのが企業であり、消費者や小売店にあたるのが投資家。つまり株式の売買をしたい投資家と株式を上場させることによって資金を調達したい株式会社が集まってくるのがJPXということです。JPXは企業に対しては資金調達の機会を、投資家に対しては株式売買等による資産運用の機会を与える役割を担うことになります。さらに社会全体に対しては、企業の価値などを株価や指数として見出していく価格発見の機能があり、高い公共性を持つインフラを担っていると説明されました。

そんなJPXで働くとは、具体的にはどのようなものなのでしょうか。
入社4年目の柴田さんは、入社後、JPXグループの一つである日本証券クリアリング機構に配属され、2018年4月に人事部に異動しました。日本証券クリアリング機構は、金融商品取引等における決済や清算を担当する組織です。
入社当時感じたのは、温かく迎え入れてくれる風土と言います。「何も知識がない中での配属でしたが、先輩方に丁寧に教えてもらい、仕事で困ることはありませんでしたね」。柴田さんは入社2年目、システム改築に伴う業務マニュアルの作成責任者にアサインされました。「IT部門とも密にコミュニケーションを取りながら進めたプロジェクトです。IT知識を吸収しながら取り組み、無事にリリースできたときは大きな達成感がありました。同時に入社2年目でありながら重要な仕事を任せてもらい、若手でも活躍できる場であることを改めて実感しました」と話します。

入社15年目の岩田さんは、上場・決済部門を経て現在人事部。上場部門では、上場会社が、重要な会社情報を適時・適切に投資者に正しく提供できるよう、開示業務のサポートを行っていました。
「ある企業同士の大型合併の適時開示を担当したときです。開示日までに、緊張感を持って、担当者と事前に調整し対応をすすめていました。ところが、ある新聞社がその内容をいち早く報道。私たちは、報道内容が投資者をミスリードするものと判断し、一時的に売買停止という措置を取って、上場会社からの正式な情報開示をしてから、売買を再開しました。最終的には無事に合併を実現。上場会社の担当者から感謝されたとき、確かなやりがいを実感しました。」岩田さんは、マーケットに向き合う責任感と使命感、そして金融インフラを担うやりがいを熱く語ってくれました。

柔軟な働き方が実現できる
育休からの復職率は100%

確かな仕事のやりがいを手にする中、実際の働き方はどうなっているのでしょうか。
JPXでは、2016年度から働き方改革を進めており、全社員を対象にした在宅勤務、フレックスタイム制度を導入、時間や場所に左右されない柔軟な働き方が実現できます。「語学学校に行ってから出社することもできますよ」と話すのは齋藤さん。出産・育児、介護支援精度、育休制度は法定期間を超えて設定しています。男性の育児休暇も30人ほど実績があり、7割の取得率があるそうです。さらに驚くべきは、女性社員の育休後の復職率が100%であることです。

二人のお子さんを持つ岩田さんも、育休を経て職場に復帰しています。「私の場合、もちろん復職にあたって不安はありましたが、不安を乗り越えるのはシンプルなことで、自分がやるべきことをきちんとやることだと思いますね。その姿勢が周囲からの信頼を生み、仕事の幅も広くなっていきます。現在は時短勤務を取っていますが、子育てが一段落すればエンジン全開で仕事に臨もうと考えています」。
岩田さんのその発言を受けて、齋藤さんが「岩田さんも含めて、仕事と家庭を両立している先輩方がたくさんいます。言い換えれば、なりたい女性像が周囲にたくさんいるということ。将来のライフイベントに関して、何ら不安を感じなくていいのは幸せなことだと思います」と話してくれました。

質問タイムになると、「専門性が高い仕事では」「研修制度がどうなっているか」など、金融マーケットで働くことに対する不安の声が少なくありませんでした。
しかし、登壇した3人全員、特に経済・金融知識を学んで入社したわけではありません。岩田さんは「先輩に一つ聞いたら100教えてくれる、そんな環境です。JPXはマーケットに関する分厚いルールブックを作っていますが、先輩方は重要な箇所に付箋を貼っていて、それを手取り足取り教えてくれました」と話してくれました。


齋藤さんも「新人のバックアップサポートがしっかりしているので、学生時代にマーケットのことを理解している必要はない」と話します。新人研修に始まって、年次ごとの階層別研修があり、着実に知識や専門性を吸収できる環境だと言います。JPXの研修制度の中でユニークなのが「カフェテリア研修制度」。これは自由選択型の研修で、社員自ら受講したい外部研修を選択でき、年間30万円を上限として受講にかかった費用の8割を会社が毎年負担する仕組みです。
会場からは「どういう人が活躍しているのか」という質問もありました。「特別な才能や資格を持っている人が活躍しているわけではありません。積極的な好奇心を持ち、どんな環境でもベストを尽くそうとするマインドを持っている人が活躍していますし、そういう若い人と一緒に仕事をしたいと思っています」。岩田さんの最後の言葉は、学生たちの心に強く印象を残したようです。

質問タイムになると、「専門性が高い仕事では」「研修制度がどうなっているか」など、金融マーケットで働くことに対する不安の声が少なくありませんでした。
しかし、登壇した3人全員、特に経済・金融知識を学んで入社したわけではありません。岩田さんは「先輩に一つ聞いたら100教えてくれる、そんな環境です。JPXはマーケットに関する分厚いルールブックを作っていますが、先輩方は重要な箇所に付箋を貼っていて、それを手取り足取り教えてくれました」と話してくれました。


齋藤さんも「新人のバックアップサポートがしっかりしているので、学生時代にマーケットのことを理解している必要はない」と話します。新人研修に始まって、年次ごとの階層別研修があり、着実に知識や専門性を吸収できる環境だと言います。JPXの研修制度の中でユニークなのが「カフェテリア研修制度」。これは自由選択型の研修で、社員自ら受講したい外部研修を選択でき、年間30万円を上限として受講にかかった費用の8割を会社が毎年負担する仕組みです。
会場からは「どういう人が活躍しているのか」という質問もありました。「特別な才能や資格を持っている人が活躍しているわけではありません。積極的な好奇心を持ち、どんな環境でもベストを尽くそうとするマインドを持っている人が活躍していますし、そういう若い人と一緒に仕事をしたいと思っています」。岩田さんの最後の言葉は、学生たちの心に強く印象を残したようです。

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