■川崎汽船という会社■
川崎汽船は1919年創業以来、外航海運会社として、世界中の顧客にサービスを提供してきました。巨大な船舶を駆使し、エネルギー資源から日用品まであらゆるモノを国境を越えて輸送すること、それが外航海運というビジネスです。
ただ運ぶだけでなく、世界情勢に常に敏感になり、戦略的に且つ安全に船を運航する事が仕事の醍醐味です。ありとあらゆる商材を運び、世界中の人々や社会、そして文化を支えています。非常に大きな責任を伴いますが、同時に誇りとやりがいを感じられます。

■ケイラインスピリット■
川崎汽船は、世界中の顧客から親しみを込めて「ケイライン」と呼ばれています。
僅か十数隻の船のみでビジネスを興し、圧倒的な資本力を持つ世界中の海運会社と渡り合ってきました。顧客の要望を汲み取り、次代の動きを捉えることで、新たなサービスを実現することで、顧客の信頼を勝ち得てきました。
そんな挑戦と開拓の歴史は、ケイラインスピリットとして社風に根付いています。「自主独立」「自由闊達」「進取の気性」という言葉に現わされる、責任感を持ち、自由な発想で新しい挑戦を続ける精神を、社員 一人ひとりが持っています。
若手でも、巨額のビジネスを任せられる、役員に対しても自分の意見を言える、そんなチャレンジングな環境があります。

■次の100年へ■
2019年、創業100周年を迎えました。
海運ビジネスは全世界を舞台に展開しているため、貿易戦争や油価の騰落など不安定な国際情勢の影響を大きく受け、厳しい国際競争にさらされています。
川崎汽船は、事業規模の拡大よりも顧客のニーズに沿った高品質なサービスを追求することで差別化を図ります。また、海運を軸に、エネルギー資源開発といった上流部分や、陸上輸送・倉庫業などリテール部分にも事業を展開することで多角化を進めています。